事実は小説よりも奇なり

非日常的な日常を書いてます

結婚は人生の墓場って言われてるし、よかったんじゃないかな?

大学4回生は今頃就活で忙しいんだろうね。

SNS見てたら基本後輩の就活の愚痴しかでてこねーし。

 

 

とりあえず、俺から就活生にアドバイスできることは就活本は鵜呑みにするなということかな。
そのせいでめちゃくちゃ苦労したし…

 

 

あれは就活始めたばかりの頃。
就活本に業界を絞らず幅広く見て行きましょうって書いてあったから、なぜか地味で根暗な俺が最も選んではいけない、ブライダルの会社の面接を受けることに。

 

 

ブライダルの面接は「朝ごはん何食べた?」とかそういう簡単な会話のやり取りから人柄を見ていくのが多いらしい。

 

そんな訳で、初めて某ブライダル会社の集団面接を受けた時も「何で今日はそのネクタイをしてきたの?」という当たり障りのない質問が来た訳です。

他の就活生は皆「お気に入りのネクタイで気合を入れるため」とかそんな当たり障りのない回答をしてる訳ですよ。

 

 

そんななか自分の番が回ってき時に、「就活本には確か、面接では感情を込めて話をすること、自分の個性が伝わるような話をすることが大切って書いてたな。」ということを思い出す訳です。

 

その就活本のアドバイス通りにした結果、めちゃくちゃ感情込めて、暗いトーンで「実はこのネクタイおじいちゃんの形見なんです。だからこのネクタイをつけてるとおじいちゃんが見守ってくれてるような気がして。」と言っちゃいました。

 

 

 

すごいですね、今まであんなに饒舌に喋ってた面接官が無言になりましたからね。
何なら他の就活生も皆引いてましたからね。
数秒たってから面接官が絞り出すように「そうなんや」としか言えなかったですからね。

 

 

就活生の皆さん、安易に就活本を鵜呑みにするとこのような悲劇が待ち受けてるので注意しましょう。

 

 

 

あ、もちろん、ブライダルの面接は落ちました。