事実は小説よりも奇なり

非日常的な日常を書いてます

焼きたてじゃないジャパン

 

大学の時パン屋でバイトしてたというと大抵驚かれる。

 

 

「パン屋って普通女の子が働いてるやろ」大体こんな返事が返ってくるし、自分でもよく採用されたなと不思議に思う。

 

確か「焼きたてジャパン」って漫画が当時すごい好きで、パン屋でバイトとかしたかったから応募したんだと思う。

 

ていうか「焼きたてジャパン」って皆知ってるのかな?
読んだことないなら読んだ方がいいよ、あれまじですごいから。

 

タイトル通りパン職人の話なんだけど、パン食べた時のリアクションがぶっ飛んでる。

パンを食べたら美味さのあまり叫んだりのけぞったりなんて序の口で、最終的にはパン食べてダムになったり、パン人間になったり、世界救ったりと自分でも書いてて意味がわからなくなってきた。

 

 

そんな感じで、憧れて入ったんだけど、残念なことにレジ打ちだから一回もパン焼いたことがないという…

 

 

大学一回生から4回生までずっと働いてたので、そりゃもちろん色々大変なこともあったわけで。

 

お客さんとぶつかってお客さんの眼鏡割ってしまって弁償したり。
店があんまり儲かってなかったからってことで急遽別の場所に移転するための準備手伝ったり。
バイト先に泥棒が入って店のその日の売上全部盗まれたetc

 

色々大変なことも多かったけど、店長さんや常連さんにすごい可愛がってもらってすごい楽しかった。

 

最後のバイトの日には、店長から「今までありがとう。社会人になったらこれ使って」と言ってネクタイをプレゼントしてもらったのはいい思い出。

 

 

ただ、仕事の制服でネクタイは会社指定のものしか使えないことと、通勤の服装私服だからプレゼントのネクタイ全然使ってないんだよね。