事実は小説よりも奇なり

非日常的な日常を書いてます

おもひでぽろぽろ

 

おもひでぽろぽろ

間違いなくジブリを代表する名作の一つ、皆さんは見たことありますか??

 

おそらく、ほとんどの人が見たことがある作品でしょう。

 

 

僕は一回も見たことないですが。

 

 

いやね、正確には金曜ロードショーでやってるのチラッとだけ見たことがありますよ。

 

確かその時、主人公の家族らしき人たちがね、なんか知らんけどパイナップル食べてた。

そしたら、みんな「不味い」と言って残すなか、主人公の女の子が意地になって全部食べようとするのを家族が「やめとき」といって食べるのをやめさそうとして、最後にお母さんが「やっぱり果物の王様はバナナね」なんて言っているわけですよ。

 

なぜか、そのシーンだけ覚えてるの。

おもひでぽろぽろ」がどんな話か全然分かんないけどそれだけは知ってるの。

 

こんなん、覚えててなんの役に立つねんて思ってたけど、まさかその知識が使える日がくるとは思ってなかったよね。

びっくり、人生って何が役に立つか本当に分かんない。

 

 

あれは大学4回の冬、ゼミの合宿で皆で晩飯食べてる時、先生が急に「果物の王様ってなんだったっけ?」っていいだしたの。

 

そしたらね、あの光景がすぐさま蘇ったの。

お母さんがちょっとエロティックな声でため息まじりに「やっぱり果物の王様はバナナね」って言ってるのが脳内でめっちゃリピートされてるの。

 

もう思わず「果物の王様はバナナですよ」って叫んだよね。
あの時見たシーンはこの日のためにあったのかってちょっと思ったり思わなかったり。

 

そしたらね、他のゼミ生が「いや、果物の王様はドリアンやろ」とか言い出すの。

はいはい、ちょっと待って、こっちは「おもひでぽろぽろ」情報だよ、天下の宮崎駿だよ。
「こいつまだまだだな」って思いながらググったら、ドリアンってでてくんだけど…

 

バナナのバの字も出てこないんだけど…

 

 

こんなことを、バナナ見るたびに思い出す。

 

おもひでぽろぽろ」ってこういう話だったんだろうな。

宮崎駿の伝えたかったことはこういうことだったんだろうな。

 

いや、絶対違うな。