事実は小説よりも奇なり

非日常的な日常を書いてます

牛丼一筋300年 早いの 美味いの 安いの〜

牛丼を考えた人は天才だと思う。

 

300円もあれば食べられる安さ、5分も座ってたらすぐでてくる早さ。
キン肉マンでなくても虜になること間違いなしの国民的な料理。

 

牛丼嫌いな人なんていないんじゃないかな。

 

筆者も学生時代はめちゃくちゃお世話になってました。

 

でも、なんてゆうのかな、お世話になりすぎて牛丼飽きた…
例えるならそれは、お互いに近すぎて、一緒に居られるだけで幸せということを忘れてしまった倦怠期の恋人のように。

 

うん、ちょっと違うかもしれないね。

 

 

高校3年の時、受験勉強のため毎日塾の自習室にこもってたんだけど、金がなかったっていうこともあって昼飯は毎日某牛丼のチェーン店で食べてた。

 

風俗大好きな先輩が「チェーン店にはチェーン店になるだけの理由がある」と言う名言を残しているのだがまさにその通り。

 

安いし、早いし、味もうまいしで、すごく助けられた。
夏休みの間毎日昼飯そこで食べるくらいお世話になった。

 

でもね、想像してほしい。
毎日昼飯牛丼ですよ、そりゃあ飽きますよ。

 

それでね、毎日牛丼と豚丼をローテーションで食べれば飽きずに毎日昼飯たべれるんじゃね??という天才的な発想にいたったわけです。

ただね、一週間もしたらもう飽きた。
ていうか、途中から牛丼より豚丼の方が安いし美味いということに気づき、毎日豚丼食べてた。
牛丼屋なのに牛丼全くたべてない。

 

そんなこんなで、無事夏休みが終わった頃には、牛丼屋はもういいってなってたよね。

 

実際、それ以降牛丼屋行くことは年に数えるほどしか行かなくなったし。

 

 

 

そんな高校生の時の牛丼屋事件?から7年がたったある日、再び事件は起こった。

 

それは、筆者の誕生日、会社の先輩が「今日誕生日やから飯おごったる」と言ってくれたのだ。

 

飯を奢ってくれるのはすごくありがたいことなんだけど、勘のいい人ならもう分かってると思うけど牛丼屋だったんだよね。

おまけに、その日キャンペーンで牛丼通算7杯食べたらお皿か何かがもらえるっていうのやってたんだけど、先輩がめちゃくちゃほしいと言いだした。

それだけならまだいい。
「一人で7杯食べきって、お前が皿もらう姿を見てみたい」という無茶な要求はちょっとひいたよね。

 

もうね、地獄だった。
「何で俺誕生日にこんなに牛丼食べてんねや?」って食いながら考えてたよね。
てか2杯目食べた時にもうこれは無理だと思って牛丼から豚丼に変更したけど、あんまし意味はなかった。

で、結局4杯食べた時点でもうギブアップ。

いや結構頑張ったと思うよ。

皿は、先輩が頑張って3杯食べたので一応もらえました。

 

さて、そんな二度目の牛丼事件の後、タイミングの悪いことに街コンの予約入れてたんだよね。
しかも、その街コンが皆で美味しいご飯を食べながらみたいなコンセプトなわけで、もう再び地獄なわけですよ。

牛丼食いすぎて吐きそうになってるなか、お腹空いてるふりして、飯食って女の子と喋るという。

 

色んな人から連絡先聞かれずに、体調のこと聞かれたよね。

 

もちろん、その街コンで女の子と発展することはなかったです。